令和の大改修 光明山(吸江山) 地福寺





地福寺本堂屋根等、大改修の様子を掲載していきます

大改修に際しまして、皆様へ【任意】での御寄附を御願いしています

何卒、御理解と御協力の程、宜しく御願い申し上げます

事業内容・寄附趣意につきましては、このページ後方へ記載しています




令和6年9月7日


きつい日差しの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





南面の野垂木

今日も残暑というより酷暑の中での木工事





南面東角の隅木(すみぎ)と桔木(はねぎ)





高所工事が続きます





本堂東面に再び足場が設置されました





きつい日差しの中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年9月6日


正午前から夕方にかけての気温は、真夏を感じさせる暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





足場の少ない高所作業が続いています





本堂南面桔木を固定する木材加工





正午前から夕方にかけての気温は、真夏を感じさせる暑さの中、宮大工職人の皆様には木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年9月5日


朝は涼しく感じるようなりましたが、日中は厳しい暑さ続く中、宮大工さんと山陽瓦さんが木工事を行ってくださいました





古い野垂木を新しい野垂木に替えていきます





本堂東面野地板が出来上がってきました

下の足場で野垂木を必要な長さに加工し、それを一本づつ屋根上に上げていきます

北面の時もそうでしたが、足場がほとんど無い状況のなかでの高所作業が続きます






朝は涼しく感じるようなりましたが、日中は厳しい暑さ続く中、宮大工職人の皆様、山陽瓦職人の皆様には木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年9月4日


汗が流れる日差しの中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが木材加工と廃材運搬を行ってくださいました





野地板を剥がした本堂南面

本堂北面と同じく、大棟からチェーンを垂らし、屋根張りを計算してくださっています





野垂木を測った長さに加工





母屋(もや)は、傾斜の高さを考えて上に添木を載せて調整

宮大工さんが「昔は、土を入れて瓦を載せていた分、母屋も深くとっていると思うから、添木で調整し、最終的に屋根張りの角度がすべて合うようにしていくので。これも改修の場合は、その都度都度で悪い場所を替えながら計算するようになります」と教えてくださいました

新築の場合は、本堂中心から計算しながら建物の屋根張りを割り出していくことが出来るそうですが、改修の場合は、屋根張りの中心をとって最終的に全体がそろうように計算されるそうです

その中で、昔の人がどうい思いで、この木材をここに使用したのか、どういう計算をして、今の角度や傾斜にしたのかということまでも考えて、新たな角度や傾斜を割り出してくださっています

宮大工さんの改修工事に対する御心が、本当ににありがたいです





野地板剥がしの廃材を運搬(手前に写っているのは新しい垂木用の木材です)





汗が流れる日差しの中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には木材加工と廃材運搬を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年9月3日


残暑厳しい日が続く中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板剥がしと廃材運搬を行ってくださいました





本堂南面野地板剥がし





野地板を剥がすと、大きな丸太の垂木がそのまま使用されていました

宮大工さんも「昔の人は、ほんますごいよね。こんな大きい木、しかも削らず丸太のまま使ってる。どうやってここまで上げたんか・・・職人皆で引っ張って上げたんじゃろうけど、大きいなぁ」と仰っていました





野地板を剥がして、それを足場からトラックへ積んでいきます





本堂東面も木組みが出来てきました


残暑厳しい日が続く中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には野地板剥がしと運搬を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年9月2日


台風が過ぎ、少し気温に変化を感じるものの、太陽が昇ると汗が流れる中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんがシート固定外しと野地板剥がしを行ってくださいました

台風に備えて、しっかりと固定してくださっていたシートとネットを外していきます





今日から本堂南面の木工事が始まりました





野地板剥がし

本堂北面(正面)の大棟に木製の書き物があり、南面にもあるかと思っていましたが、こちらは何もありませんでした

棟札も宮大工さんが探してくださいましたが発見できませんでした

宮大工さんが仰るのに「昔は、禅宗かなにか違う宗派だったのかもしれませんね。本堂のつくりが高野山とは少し違うし、もしかしたら、棟札も屋根じゃなく違う場所へ置いている可能性もあるから。例えば、御本尊様の宮殿の中とか」と

工事前から本堂でお祀りしている新しい棟札は後日、本堂屋根へ上げていただきます





本堂東面の木工事

桔木(はねぎ)を固定して、真っ直ぐになるように木を削り、測りながら垂木を入れています


台風が過ぎ、少し気温に変化を感じるものの、太陽が昇ると汗が流れる中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様にはシート固定外しと、野地板剥がしを行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年8月28日


台風前の蒸し暑い中、宮大工さんが道具等の片付けを、山陽瓦さんがシート上のネット固定等を行ってくださいました





現在工事中の隙間から風が入り込まないように、シートを固定





以前からある鉄板の箇所も、隙間が無いように折り曲げて固定





本堂南面





本堂東面





本堂正面(北面)





本堂西面





工事用通路も資材や道具をすべて片付け、台風に備える





昼から段々と風も出て、時折雨も降り始めました

台風10号、日本各地で甚大な被害となりませんように





台風前の蒸し暑い中、宮大工職人の皆様には道具等の片付けを、山陽瓦職人の皆様にはシート上のネット固定等を行ってくださり、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年8月27日


台風の影響か、少し風はあるものの厳しい暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





昨日からの垂木欠ぎ(たるきかぎ)の作業





長さや角度を計算し、事前に糸でラインをつくり、決められた場所を、ひとつひとつ丁寧に加工してくださっています





台風の影響か、少し風はあるものの厳しい暑さの中、宮大工職人さんには木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年8月26日


昨夕は、激しい雷雨でしたが、朝から晴天となり、日中は酷暑続く中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが台風前のシート固定の備えを行ってくださいました





裏甲(うらこう)へ垂木をはめる垂木欠ぎ(たるきかぎ)の作業





早朝、少しだけ過ごしやすく感じましたが、日中になるに連れて気温は急上昇





昼からは、山陽瓦さんも来てくださり、大型台風への備えを行ってくださいました





ネット上の土嚢袋を増やして固定





ロープも更に増やして、しっかりと固定


先日に続き酷暑の中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には台風前のシート固定の備えを行っていただき、ありがとうございました



感謝合掌





令和6年8月24日


汗が滝のように流れ落ちる中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが台風前のシート固定の備えを行ってくださいました





先日からの野垂木(のだるき)の配付垂木(はいつけだるき)の取り付け

隅木を支える木も新たに設置

宮大工さんが「瓦の重みと新しい木材、古い木材それぞれがバランス良く支え合えるように計算して工事しとるから、瓦が載ってきたらまたしっかりとしてくる思う」と仰ってくださいました





作業がとても効率よく、夕方には新しい野地板が出来上がっていました

以前は、ペラッペラッの超薄いベニヤで、上に乗るだけで穴が空いていましたが、今回の野地板は、15ミリの厚さだそうです

台風が来るので、宮大工さんも心配してくださり、「野地板だけでも張っといたらだいぶ違うから」と心強いお言葉、本当にありがたいことです





桔木(はねぎ)を昔あったであろう位置へ戻して、丁寧に固定





この奥の部分は狭く、作業がしにくい場所ですが、一カ所一カ所、点検しながら改修を行ってくださっています





夕方には、台風に備えて再びシートの上にネットを掛けて、飛ばないように固定





本堂北面南面ともにロープをしっかりと渡して固定


汗が滝のように流れ落ちる中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には台風前のシート固定の備えを行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月22日、23日


台風10号が発生し、来週辺り強風が予想される中、山陽瓦さんがブルーシートの固定を行ってくださいました





昨日今日と、残暑ならぬ酷暑続きの中、シートの上にネットをして、それをロープで固定





また、現在のブルーシート上のネットに結んでいるロープ本数や重りを増やして固定





残暑ならぬ酷暑続きの中、山陽瓦職人さんには、台風に備えたシート固定を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月21日


容赦ない痛い日差しの中、宮大工職人さんが木工事を、山陽瓦職人さんが新しい瓦運びを行ってくださいました





本堂東面野地板剥がし





本堂東面の野母屋(のもや・・・構造材)。当初は再利用を考えてくださっていたのですが、野地板を剥がしていくと茅負(かやおい)の上に昔、折れた状態でそのまま乗っていたので、こちらも交換することになりました





桔木(はねぎ)も一本一本、再建当初あったであろう位置へ固定してくださっています





本堂西側の野垂木(のだるき)の配付垂木(はいつけだるき)の取り付け





山陽瓦さんが2回目の新しい瓦を運んでくださいました


今回の改修に際しまして、檀家の皆様をはじめ、任意での御寄附へ御理解御協力を賜り、ありがとうございます

物価高で大変な時ではございますが、何度かに分けて協力させてほしいとの温かい御厚意を申し出てくださる方も居られ、多くの方々の善意に支えられていることを改めて感謝致しております。随時、瓦に御名前を記載させていただき、新たな屋根に上げさせていただきます



容赦ない痛い日差しの中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には新しい瓦運びを行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月17日


お盆明け、改修工事が再び始まりました
多少、秋の空気を感じるようになりましたが、日中の日差しと気温が激しい中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました


本堂東面の桔木(はねぎ)を、一本一本、昔あったであろう元の位置へ

こちらは、屋根下に固定されていない支えが入っているため、あまり桔木(はねぎ)が利き過ぎると固定していない支えが倒れたらいけませんので、程よく調整してくださっています





本堂西面の野隅木交換





屋根張りの綺麗なラインをつくるための野隅木

左右から見た時と、真上からの支点を合わせるのが難しく、破風板(はふいた)の延長が野隅木のラインへ来るように高さ調整


幾多の改修工事を手掛けて来られた宮大工さんも、やってみないと分からない場所もあると仰られているように、宮大工さんがバランスの計算をしていても難しい場所が多々あり、その場所毎に出来る範囲での改修に力を注いでくださっています


多少、秋の空気を感じるようになったものの、日中の日差しと気温が激しい中、宮大工職人の皆様には木工事を行っていただき、ありがとうございました



感謝合掌





令和6年8月10日


日差しが痛く感じる中、昨日に続き宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板の張り付け工事を行ってくださいました





本堂正面の朽ち果てていた野地板が新しくなりました





高所作業が続きます





明日からしばらくの間、宮大工さん、山陽瓦さん共にお盆休みに入ります


今日も一日、日差しが痛く感じる中、昨日に続き宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には野地板の張り付け工事を行っていただき、ありがとうございました

感謝合掌






令和6年8月9日



残暑と言うより、酷暑継続の中、昨日に続き宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板の足場づくりを行ってくださいました





木の削り粉が残らないように掃除機で吸いながら工事してくださっています





縦の野垂木交換も進んでいます





本堂正面西側に新しい野地板が張られ始めました


夕方、一時的な雨がありましたが、今日も一日、残暑と言うより、酷暑継続の中、昨日に続き宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には野地板の足場づくりを行いただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月8日


今朝は、少し気温も和らいだ風を感じたものの、日中になるにつれて温度は上昇

境内の植物達が葉焼けを起こす中、昨日に続き宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板の足場づくりを行ってくださいました





桔木(はねぎ)が、利くようにバランスを考えて工事してくださっています





宮大工井上さんが立っておられる屋根の梁辺りで、重心を掛けると、足場手前の裏甲(うらこう)が持ち上がっていました

これから屋根に瓦が載るので、その重さで自然と軒があがると教えてくださいました





桔木(はねぎ)のバランスを考えて固定することで、瓦を載せた状態で軒の中心が下がり、両側が上がってくるそうです

木の特性を知り尽くされている宮大工さんの技術が、本当に素晴らしいです


境内の植物達が葉焼けを起こす中、昨日に続き宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には、野地板の足場づくりを行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月7日


焼けるような暑さの中、昨日に続き宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板の足場づくりを行ってくださいました





チェーンを基準に工事を進めてくださっています





裏甲(うらこう)へ野垂木欠穴(のだるきかぎあな)をあける作業





焼けるような暑さの中、昨日に続き宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には野地板の足場づくりを行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月6日


厳しい暑さ続く中、昨日に続き宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板の足場づくりを行ってくださいました





縦の細い木の足場しか無く、慎重に工事を継続してくださっています





本堂正面軒上の桔木(はねぎ)を固定し、間に木をはめ込んでいきます





この上に細い木をのせるため、強度も増して高さ調整にもなるそうです





本堂大棟の束最上部へ、40pくらいの木札が左右に各1枚打ち付けてあり、梵字が書かれていました





宮大工井上さんが最上部まで上って、写してくださいました

本堂向かって右手の木札

かなり黒くなっていましたが、かすかに「アビウンケン」と読めますので、胎蔵界大日如来様を現わしている木札ではないでしょうか





本堂向かって左手の木札

右が胎蔵界大日如来様だと、当然、金剛界大日如来様かと思って見たのですが、「オンバザラダトバン」では無く、違う梵字

色々調べてみましたが、よく分からず、本堂南面は、まだ野地板がある状態ですので、南面を工事するとまた他にも木札が出てくるかもしれません

棟札もまだ見つかっていませんので、南面にありそうです



(2024年8月7日追記)
後日、友人が調べて下さり、「金剛界五智如来様では?」と教えてくださいました

よく分からず、困っていましたので教えていただき助かりました

ありがとうございます

この木札は、金剛界五智如来様を現わしている可能性が高いです

北面が金剛界五智如来様と、胎蔵界大日如来様の御真言なので、南面に金剛界大日如来様の御真言と、胎蔵界五智如来様を現わす木札があるのかもしれません





足場の無い状態でも、毎日こうして丁寧にブルーシートを掛けてから帰宅されます


厳しい暑さ続く中、昨日に続き宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には野地板の足場づくりを行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月5日


猛烈な日差しの中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが野地板の足場づくりを行ってくださいました





厳しい暑さの中での高所作業





野地板を剥がしていますので、職人さんの足場は、この細い木の幅だけ





わずかな足場だけで、バランスをとりながら改修工事を継続してくださっています





外れたり、大きくずれて横になっている桔木(はねぎ)を元あったであろう場所へ調整して固定





母屋(もや)の高さ調整、野地の不陸(ふりく)調整・・・昔の改修場所だけ急に高くなっていて、屋根が上から下って一度上がり、また下るという波打ち状態になっていましたので、綺麗な曲線になるように調整してくださっています





本堂正面茅負(かやおい)の下

以前は、屋根軒が完全に沈んでいましたが、見事に起き上がってきました





本堂内には、大きな梁が通っています


猛烈な日差しの中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には、野地板の足場づくりを行っていただき、ありがとうございました



感謝合掌





令和6年8月3日


空気さえも暑く感じる中、宮大工さんが木工事を行って下さいました





本堂東面南角の茅負(かやおい)上にのせる裏甲(うらこう)の反りを調整するためにカンナ削り





本堂正面大棟(一番上の位置)から、下までチェーンを垂らし、屋根張りの角度を調べ、瓦をのせた時に自然とカーブが描かれるように測ってくださっています





野地板を剥がしている状態ですので、不安定な細い足場だけの高所作業





本堂東面の新しくなった化粧板の上に小舞(こまい)の取り付け作業


空気さえも暑く感じる中、宮大工職人の皆様には、木工事を行って下さり、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月2日


灼熱の暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





本堂東面南角の裏甲(うらこう)を取り付ける作業





本堂正面の桔木(はねぎ)を固定





上の写真は、本堂正面軒上中心の桔木ほぞ穴

桔木の中心だけは、昔の位置にピッタリと戻りました

左右は、出たり入ったりしていますので、この昔から動いていない中心を基準にして工事してくださっています





本堂正面軒上の中心にある桔木

大きな梁受けの、ほぞ穴から外れていたので、宮大工さんが元に戻し、饅頭ボルト(桔木ボルト)を通すと・・・見事ピッタリ


レバーブロック(桔木を持ち上げるチェーン)で、少しずつ上げて固定

正面だけでも8本程ある桔木、一本一本丁寧に固定してくださっています


灼熱の暑さの中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年8月1日


8月に入り、一段と暑さ厳しくなる中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





本堂東面の化粧板張り





化粧板は、一枚ずつ長さを測り切って張っていきます





木は年月をかけてやせてくるので、縮むことを想定して長さを調整し、切ってくださっています





化粧板だけでも、かなりの枚数を加工





本堂正面東角の隅木、茅負、裏甲

隅木に向かって綺麗にそり上がるように仕上がっています

工場である程度の加工を行い、あとは現場で木材をのせて、カンナで削り、反りを調整してくださっていますが、とても繊細な技術です





8月に入り、一段と暑さ厳しくなる中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月31日


城山の蝉の声も大きく聴こえてくる中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





昨日、加工してくださっていた本堂正面の面戸

隙間が無くなっていました

以前は、発泡スチロールや古新聞をこの隙間に入れていました

そのため・・・イタチ・ハクビシン・ネズミが入り放題・・・天井裏でドタバタ音は毎日のBGM

本堂のお供え物が無くなる事も頻繁にありましたが、やっと綺麗に改修されました





本堂正面の軒下も見上げると明るくなりました





本堂正面軒上の化粧板





裏甲(うらこう)・・・茅負(かやおい)の上に来る木材で、瓦の野地先がここで合うようしてくださいます

宮大工さんが、炎天下の現場で木材加工をしてくださっているのですが、古い木材と新しい木材が調和するように丁寧に行ってくださっています


今日も一日、城山の蝉の声も大きく聴こえてくる中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月30日


連日の暑さ指数が厳重警戒・危険となる中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





本堂北面西角の化粧板張り





面戸(めんと)・・・虫が入らないように垂木や化粧板等の隙間を塞ぐための材料造り


今日も一日、連日の暑さ指数が厳重警戒・危険となる中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月29日


風が吹いていたものの厳しい暑さの中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが本堂南面への足場造り作業を行ってくださいました





作業する場所だけ、ブルーシートを上げて工事が行われています





桔木(はねぎ)が良いように利いている場所と、全く機能していない場所があるそうで、宮大工さんがバランスを考えて改修してくださっています





先日からの本堂北面小舞の取り付け





本堂北面東角の茅負も綺麗になりました





本堂南面の上部足場が出来上がりました


風が吹いていたものの厳しい暑さの中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には本堂南面への足場造り作業を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月27日


ギラギラとした日差しの中、山陽瓦さんが昨日に続き、本堂北面野地板剥がしを行ってくださいました





野地板が剥がされた本堂

職人の皆様は、この細い野垂木(下から上に通っている細い木)に足を掛けて作業してくださっています

命懸けの作業が続いています





今日も一日、ギラギラした日差しの中、山陽瓦職人の皆様には、本堂北面野地板剥がしと、廃材の運搬を行っていただき、ありがとうございました。


感謝合掌





令和6年7月26日


猛烈な暑さの中、宮大工さんが木工事と大量の野垂木運搬を、山陽瓦さんが本堂北面野地板剥がしと瓦・廃材を降ろす作業を行ってくださいました





瓦や廃材を降ろしてトラックに積むため、今日はクレーンが来てくれました





とはいえ、山門のステージまでは、すべて人力作業





連携して山門まで運び、どんどん瓦を降ろしていきます





クレーンでトラックへ瓦を積み込む





新しくなった小舞

宮大工さんが丁寧に作業を続けてくださっています





本堂北面野地板

かなりの高所作業に加えて、足場が野垂木しかなく、細い野垂木の上に乗り、バランスをとりながら野地板を剥がしていきます





命懸けの作業が続きます





野地板の廃材もすべてトラックへ





本堂正面足場下に積まれている新しい野垂木

この野垂木も、すべて山門から職人さんが担いで運んでくださっています

野垂木は、自然な曲がりが必要なため、乾燥させた木だと割れるため、あえて水分を含んでいる木を使うそうです

当然、運ぶのに重たくなります

本当に暑い中をありがとございます





一日の作業終わりには、ブルーシートを掛けてくださいました



今日も一日、猛烈な暑さの中、宮大工職人の皆様には、木工事と大量の野垂木運搬を、山陽瓦職人の皆様には、本堂北面野地板剥がしと瓦・廃材を降ろす作業を行ってくださり、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年7月25日


体温を超えるような暑さの中、宮大工さんが木工事を、山陽瓦さんが本堂北面の瓦降ろしを行ってくださいました





本堂軒周辺を木工事していますので、上の瓦は横から降ろしていきます





高所作業が続きます





本堂北面瓦降ろしと同時に、宮大工さんが引き続き木工事を行ってくださっています





本堂東面北角の隅木と茅負

以前、かなり空間があった場所も、綺麗に角が合っています






本堂北面屋根から降ろされた大量の瓦





瓦が全て降ろされ、雨対策にブルーシートを掛けてくださいました





今日も一日、体温を超えるような暑さの中、宮大工職人の皆様には木工事を、山陽瓦職人の皆様には本堂北面の瓦降ろしを行っていただき、ありがとうございました



感謝合掌





令和6年7月24日


連日の暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





昨日からの続きで本堂東面の化粧垂木や小舞の交換





本堂正面の茅負の交換作業



宮大工さんから「相談なんですけど、予想以上に傷みが激しい場所が多く、当初の見積もりを大幅に超えてきたので、もし可能だったら、予定していた本堂天井板交換をやめて、屋根に予算をすべてまわせば、現行予算でなんとかいけそうなのですが」とお聞きしました。

寄附の現状も考えますと、残念ではありますが、その選択が良いかなと思っています。これ以上、更に無理をするより、またどこかで天井板も換えれたら良いなと。



今日も一日、連日続く暑さの中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただきありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月23日


蝉の鳴き声が一段と聴こえてくる暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





化粧垂木の交換

ここは、昔の化粧垂木が出たり入ったりとバラバラでしたが、綺麗に真っ直ぐ揃えてくださいました





傷んでいたり、短くて外れそうな化粧垂木は、すべて交換






本堂東面北角の隅木





大きな木材ですが、ここまで人力で担いで上げてくださっています


今日も一日、蝉の鳴き声が一段と聴こえてくる暑さの中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌




令和6年7月22日


日差しが痛く感じる中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





先週に引き続き、本堂東面の野地板や化粧板を剥がしていきます





先日の茅負ほぞ穴の不自然な修復箇所(ほぞ穴の受け口に相手の木が短か過ぎて入っていない)の改修

古い木材と新しい木材をシャチ(繋ぎ方)で、綺麗に繋いでくださいました





本堂東面北角の隅木の交換

地福寺には、大型クレーンが横付け出来ないため、すべて人力作業

これだけ大きな木材もすべて、職人さんが担いでここまで運んでくださっています



日差しが痛く感じる中、宮大工職人の皆様には、木工事をいただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年7月20日


むわっとするような暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました

昨日からの本堂東面で見つかった茅負繋ぎ口の不自然な修復箇所を良いように改修するため、両側を切断し、そこへ、新たにほぞ穴を開けて、受け口をつくる作業




全部を換えると大変なことになるので、必要最小限で今出来る最善の改修を行ってくださっています




本堂東面軒の野地板、化粧板も剥がしていきます


今日も一日、むわっとする暑さの中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌


※改修工事に関するご意見に関しまして※

「もう工事終わったんか」

「まだしょんか」

「いつまでしょんなら」

「毎日、あんたんとこの前を通りょうるけど、いっこも変わりゃぁへんが。どげんなっとんなら」

・・・等々


普通の会話の流れとしてなら、雰囲気で、まだ理解出来ますが、明らかに意図的に発言を繰り返している人達


もう少し、心にゆとりを持てないものでしょうか・・・


そもそも、当初から工期は約一年と、何度も申しておりますし、看板、ホームページにも記載しています

昨日今日で出来るような改修工事でもありません

この猛烈に暑い中を、職人さんは、本当、毎日朝早くから夕方まで一生懸命、改修工事を継続してくださっています


そういう小言ばかり仰るなら、どうぞ、手弁当で現場へ来て、足場に上り、炎天下、職人さんと同じ時間を過ごしてから、そう仰ってください


職人さんが休まれる少しの休憩だけで、丸一日、同じ行動をして過ごしてみてください


休憩も木の木陰で休んでみてください


一生懸命してくださっている方々に対して、あまりにも、しつこく無神経な発言は、一度二度ならまだしも、継続的に度重なると・・・無神経にも程があると感じます


一分一秒を待てず、心にもゆとりが無く、何か言葉にしてぶつけないと気が済まないのでょう


己のストレスを言葉のナイフや、刀、矢としてぶつけて、言論の自由を楽しむのも結構なことですが、命がけで一生懸命、仕事をしてくださっている職人さんの事も少しは、考えてもらいたいものです


合掌





今日も、むわっとする暑さの中、宮大工職人の皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました



令和6年7月19日


日差しが容赦なく照らし続ける中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





本堂東面北角の隅木と茅負

どちらも傷みが激しく、途中から切断





繋ぎの部分では、昔に改修された木材が、ほぞ穴に入るどころか短か過ぎて手前で、かろうじて掛かっているだけの状態

なんでこんなことになっているのか・・・

宮大工さんも「これじゃあいけんから、この両側を切って、新たにしっかりと繋ぎます。ただ、悪いとこ全部交換しょうたら、大変なことになるから、どうしても危ない箇所を中心に換えていきますね」と仰ってくださった






本堂西面北角

ここの隅木はしっかりしている感じで、茅負も元の木材を再利用して調整してくださっています


茅負の角は、拳一つ分程、隙間が空いてましたが、見事に繋がりました


今日も一日、容赦なく日差しが照り付ける中、宮大工職人の皆様には木工事をいただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月18日


今日も汗が流れ落ちる暑さの中、宮大工さんが木工事を行ってくださいました





本堂正面の茅負

以前、万力で起こしていたのですが木の状態が悪く、新しく交換する事になり、宮大工さんがシャチ(繋ぎ方の技法)の加工をしてくださっています




このシャチで繋ぐとしっかりと固定されます

しかし、古い木材もあり、繋ぐ時に左右同時に少しづつ締めていかないと傾くとのことで、慎重に作業をしてくださっていました





以前、宮大工井上さんの木材加工場を訪れた時に見させていただいた配付垂木(手前の茅負下から隅木に向かって取り付けてある切り口が菱形の細い木材)

木材加工場を訪れた時は、説明をいただいていたのですが、どのような状態で菱形加工なのか・・・私自身、恥ずかしながらよく分かっていませんでしたが、今日の作業を見させていただき、茅負にピッタリと、また隅木にもピッタリと綺麗に納まっていることが、よく分かりました。

真四角だと隙間が出来てしまうので、あえて菱形加工をされているという理由がそこにありました

毎日、宮大工さんの匠の技に感動しています


今日も一日、汗が流れ落ちる暑さの中、宮大工職人皆様には、木工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月17日


朝からクマゼミがシャンシャンと鳴く中、宮大工さんが木工事、山陽瓦さんが谷の瓦一部外しと、トタン外しを行ってくださいました





本堂西側谷の部分は、過去の修理で上に上に屋根を重ねています

そのため、要所要所で確認しながら茅負の状況をみてくださっていました





昨日に続き、本堂正面の垂木交換

一本ずつ丁寧に寸法を測りながら交換してくださっています





本堂東面の新しい茅負

現場で、古い茅負と繋ぐ加工

シャチという繋ぎ技法で、中心を持ち上げても折れることはなく、ボルトで止めるよりも強固な繋ぎ方ということを教えていただきました

繋ぎ目の部分にそれぞれ、細工がしてあります

シャチというと、屋根のシャチか、海のシャチかとイメージが先走りましたが、これだけしっかりと強固な技法があり、またそれを受け継いでおられる宮大工さんの技術に驚きました

宮大工さんは、「昔の人は、よう考えとるよな」と仰られていましたが、それを継承して自分の技術にされている職人さん御自身もすごいと感じました


今日も一日、暑い中を職人の皆様には工事いただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月16日


曇り空で時折、雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、宮大工さんが傷んだ垂木(たるき)の交換を行ってくださいました





固定されていた桔木(はねぎ)を動かしながら、新しい垂木と交換





まだ使える垂木は、そのまま使用





交換箇所が沢山あり、足場下で垂木の塗装作業





本堂東面南角の茅負の交換

ここは、真っ直ぐに大きな茅負が外れていた場所ですが、傷んだ箇所を切り落とし、その途中から新しく斜めに角度を付けて綺麗に繋いでくださいました

宮大工さんの技術は、本当に素晴らしい


今日も一日、雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、宮大工職人皆様に木工事を行っていただき、ありがとうございました



感謝合掌





令和6年7月11日


今日は、木工事で出た木材を山陽瓦さんが綺麗に片付けてくださいました





野地板、化粧板等々、沢山の木材と瓦





今日も一日、雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、木材や瓦を綺麗に片付けていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年7月10日


改修工事の音と共に、蝉が鳴き始めました

昼間一時的な雨がありましたが、宮大工職人さんが引き続き木工事を行ってくださいました





昨日の隅木は、奥まで綺麗に入れてくださり、少しずつ改修されています





本堂正面西側角の野地板や化粧板を剥がして状態を確認





本堂西面は、谷になっているのですが、後から付け足した屋根で奥まで確認が出来ないため、梅雨明けから全てのセメント瓦を剥いで調整してくださいます

今日も一日、雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、蒸し暑い中を木工事いただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月9日


風が吹いていましたが、蒸し暑い中、宮大工職人さんが木工事を行ってくださいました





本堂東面南角の隅木は、朽ちていましたので新しい隅木に交換





これからまた暫く雨予報となっていますので、出来る所までを工事





本堂正面、垂木が効いている所と、全く効いていない所があり、梅雨明けから調整してくださいます



今日も一日、宮大工職人の皆様には蒸し暑い中を木工事いただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月8日


最高気温が連日更新されていく中、宮大工職人さんが引き続き木工事を行ってくださいました





汗が流れ落ちる現場で野地板、化粧板を剥がし、状態を確認しながらの木工事が続きます





桁(けた)と隅木(すみぎ)が、長い年月の間に外れてきていて、それも傾きに影響していると説明いただきました

今回、工事は緊急を要しますと言われたものの、かなり悩んでの決断でしたが、いざ工事に入り、色々と傷んでいる箇所が目視より多いことを知り、無理をしても御願いして良かったと感じています





不安定な足場で、体勢を変えながら工事してくださっています

今日も一日、日差しが照りつける中、宮大工職人の皆様には、木工事をいただきありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月6日


宮大工職人さんが朝から夕方まで、汗が噴き出る暑さの中、木工事を行ってくださいました





昨日からの本堂東面南角の野地板、化粧板を剥がし、状態を確認





この軒の部分は、過去の修繕で化粧垂木を、重心のかかる中心で半分にしています

そのため、今まで不思議なバランスで持っていただけで、何か比重が傾くと真ん中で折れる状態





この化粧垂木などは、短過ぎて手前で、かろうじてのっているだけと説明を受けました

奥に続く木材は、存在していません

宮大工さんも、「あまりにも修復の仕方が、ひでぇなぁ。化粧垂木は、もっと長いのを使わないと、こんな短いのだったら改修工事すら危ない」と仰られていました

現に、今日、この部分の化粧板を剥がしていて、職人さんが板を落として天井に穴が空くという事がありました

化粧垂木の上に乗って作業しようとしても、細くて短いため、バランスがとりにくく、木材を落としてしまったようです

落ちたのが木材だけで良かった

とにかく建物も古いし、危険な修繕箇所もあるので、職人さんが怪我の無いように祈る日々です





今日も一日、汗が噴き出る暑い中、木工事をいただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月5日


昨日に引き続き、暑さ厳しい中、化粧板を剥がしたり、シロアリに喰べられていた柱を替える工事を行ってくださいました





本堂東面南角

昨日の金輪継




次の写真は、足場から下を写しています

下の、石台へ新しい柱をのせるのですが、土台の石が斜めになっていたので、それを平らに加工





新しい柱が立ちました





化粧板を剥がしていきます





同時にブルーシートを屋根瓦下へ入れていき、雨が降っても雨水が入らないようにしてくださっています





化粧板





化粧板の部分をすべて撤去





本堂正面下から見た軒





今日も一日、厳しい暑さの中、職人の皆様にはありがとうございました


感謝合掌





令和6年7月4日


暑い中、宮大工さんによる現場での工事





先月、万力で起こした茅負より上の野地板を剥がし、状態を確認してくださいました





野地板の下の化粧板が、段差が出来るように敷かれていたそうです

昔、修繕を繰り返し、その中で、本堂屋根中心より下を修繕した時に、桔木(はねぎ)を起こさずにそのまま修繕しているため、本堂屋根中心から下の全面が下がった格好になっていると説明をいただきました

大きな桔木が入っていますので、また、順番に起こす作業もしてくださいます

本堂東面角の一番傷んでいた場所では、古い木材と新しい木材を金輪継(かなわつぎ)してくださっています

金輪継は、上下左右に強いそうで、しっかりした繋ぎになると説明いただきました





現場で古い木材と、新しい木材を合わせる加工作業

何度も削って微調整してくださっています



今日も一日、暑さ厳しい中を木工事いただき、宮大工職人の皆様には、本当にありがとうございました


感謝合掌





令和6年6月25日


宮大工井上さんの工場へ行きました

工場内は、とても広く、多くの木材が置いてありました





化粧板に使う木材





隅木。これから加工してくださいます





配付垂木の加工 





少し菱形に加工されていますが、これは垂木にあてた時、真っ直ぐになるように菱形に加工していますと、説明してくださいました





茅負の古色塗り作業


木材加工工場から、少し海側へ移動し、木彫り工場へ





こちらでは、手書きの図面を木へ写し、それを彫り込んでいく作業をしてくださっていました





大きな木材から、使われる部分は、ほんの少しという場合が多いと聞きました

一つの木材を現場の木材と合うように丁寧に加工し、それを仕上げ、組み上げてくださいます

そのため、井上さんが端材を使ってお盆などを作られているのを見せていただきました

宮大工さんの仕事に誇りを持ち、使う木材も大事にされている御姿に、今回の改修工事を御願いして良かったと改めて感じると同時に、宮大工さんの大変さも伝わったきました


宮大工の井上さんには、大変お忙しい中、とても丁寧な説明をいただき、ありがとうございました


また、宮大工職人の皆様にも加工作業中に対応いただきまして、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年6月21日


小雨降る中、本堂東面足場の一部を撤去してくださいました





これから瓦除去や木工事を行うためで、また改めて組みなおすそうです





とても手際よく足場を片付けていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年6月14日


外気温が30度を超え、笠岡市にオキシダント情報が発令される中、茅負(かやおい)を起こす工事を行ってくださいました





野地板、化粧板を切り、万力を使って茅負(かやおい)を起こしていきます





万力で少しずつ締め上げていくと、茅負がゆっくりと起き上がってきました





本堂東面南角の一番歪んでいた箇所の木工事も続けてくださっています





木工事の度に、シートを外して工事し、また丁寧にシートを掛けます


来週辺りから、工場での木材加工作業が始まります





今日も一日、宮大工職人の皆様には、暑い中を木工事いただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年6月13日


今日も暑い中、昨日の続き茅負(かやおい)を起こす準備工事を、本堂東面、北面、南面と行ってくださいました





度重なる修繕の中で、使われている木材が部分的に急に小さくなったり、突き上げるように釘で取り付けられていたりしていた為、軒が全体的に下へ倒れ込んでいるようになっているそうです





今日も一日、宮大工職人の皆様には、暑い中を木工事していただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年6月12日



日中は、汗だくになる天気となりました。

今日は、茅負
(かやおい)を起こす準備工事を行ってくださいました





野地板を外して鉄釘を抜いていきます





地福寺の本堂は、何度も修繕を繰り返してきていますので、工事をしながら、限られた予算の中で使える材料は使って、難しい材料は替えるといった最善の対策を考えてくださっています





宮大工さんには、暑い中の作業をいただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年6月3日





本堂南面東角の木と木の支えが、大きく外れている箇所の野地板を剥がし、また、本堂北面軒の瓦を降ろして、宮大工さんが説明してくださいました。




本堂南面東角につきましては、現状使える材料は使って、難しい所は交換したり、新しく支えを入れてくださいます。

本堂北面軒は、板が内側にずれて傾き、それが全体的に波打った状態になっているそうです。これは、東面軒も同じ状態で、木材を継ぎ接ぎしながら修復を繰り返していた痕跡から、このようになってしまっていると。本堂正面の軒支えも、本当は必要無いそうですが、修復を繰り返す過程で、傾いた軒を支える役目をしているので、これは残して、軒前面の傾きを、なおしていきましょうと説明してくださいました。こちらも、使える材料は使ってくださいますが、工事をしながらでないと、まだ全体が分からないので、その都度、案を出して改修してくださいます。





宮大工さんには、お忙しい中、丁寧な説明をいただきまして、ありがとうございました。

山陽瓦さんにも瓦降ろしと、雨対策のブルーシートを掛けていただき、ありがとうございました。





感謝合掌






令和6年5月29日


今後の台風等に備え、ブルーシートの上に暴風対策のネットを張ってくださいました





奉納瓦も丁寧に移動して仮置き場へ





今日も一日、暴風対策のネット張りや、瓦の移動を行っていただきありがとうございました


感謝合掌





令和6年5月28日


土砂降りの雨の中、早朝から本堂屋根養生点検を行ってくださいました

雨の度に心配をいただき、駆け付けてくださり、ありがたいです





職人さんは、カッパを着ての点検ですが、降りしきる雨でずぶ濡れになりながら丁寧に行ってくださいました

大雨警報が発令される中、本堂屋根養生点検を行ってくださり、本当にありがとうございました


感謝合掌






令和6年5月22日


掃除道具置き場を片付けて、一時的な瓦置き場を確保してくださいました





お参りの際は、資材等もございますので、前方をよく確認してお参りください

今日も、丁寧に瓦を移動してくださり、また、本堂屋根シートの再確認もいただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年5月17日


宮大工さんより本堂木部の説明をいただきました

軒部分の各所にシロアリに喰べられた跡が残っていましたが、これは木材の樹皮側部分を喰べているとの事でした

使われている木材を見てみますと、芯の部分は喰べてなく、切り出された時の樹皮側を喰べているのがよく分かりました





また、木と木の組み合わせが大きく外れている箇所、屋根張り角の暴れなどありました

それらを今後、現場で角度を測りながら、新たに組み合わせたり、締め上げてくださいます





本堂屋根内部の状態は、また野地板を外して改めて説明いただけるとの事でした

屋根付きの足場があれば、天候も気にせず工事が行えるのですが、地福寺の場合、金銭的に不可能ですので、予算を超えないように様々な箇所で良い案を出していただきながら進んでいます

全面の野地板を剥がすと、雨の心配があり、各面での工事を行ってくださいます

そのため、宮大工さんにもかなり御無理を御願いしている状況ですが、「使える木材は使って、交換しないといけない木材だけを交換していきましょう」と心温かいお言葉をいただいています



宮大工さんには、ご多用中にもかかわりませず丁寧な説明をいただき、ありがとうございました

また、職人さんにも丁寧にシート養生を行ってくださり(先日、猛烈な突風が吹いた日は、急遽点検に来て下さいました)、本当に有難うございました


感謝合掌






令和6年5月9日


境内の瓦や土を山門ステージまで運び、クレーンで駐車場へ降ろして下さいました





大量の瓦や土を手際よく山門まで運びます





一輪車に積まれた瓦をクレーンの荷台に載せます





次から次へと瓦を載せ、瓦が終わると、大量の土





クレーンで瓦や土を駐車場のトラックへ





朝、大量にあった瓦や土も、夕方には全て片付けてくださいました


今日も一日、大量の瓦や土を運んでくださり、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年5月8日



風が吹き、時々小雨が降る不安定な天気の中、本堂南面瓦を外す工事を行ってくださいました





薄く朽ちた野地板が破れるというアクシデントもありましたが、職人さんは怪我も無く、一安心。南面の瓦全てを外してくださいました





瓦を外した場所は、すべてシートを掛けて下さっています





風で飛ばないよう、丁寧に固定してあります





東面も足場を動かしながらシートを固定





境内に降ろされた南面瓦





こちらには、本堂大棟、西面下り棟と簔瓦、東面下り棟と簔瓦



今日も一日、高所での瓦降ろし工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年5月7日


GWも明け、本堂東面の簔瓦と、その下の瓦を外す工事を行って下さいました





簔瓦の野地板は、長年の雨水で腐食していました





シロアリに食べられてスカスカになっている箇所もあります





足場周りに降ろした瓦や土を一輪車でリフトまで運んで行きます





今日も一日、高所工事に加えて、大量の瓦を丁寧に境内まで運んで下さり、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年5月2日


お天気も回復し、朝から本堂西面の簔瓦(みのかわら)を外す工事を行って下さいました





ここは、瓦が落ちかけていた場所です

簔瓦というのは、昔の人が雨除けに背負っていた簔からきている言葉という事を、職人さんから教えてもらいました

お寺の屋根瓦の各所の名前すら知らない状況でしたので、今回とても勉強になります





工事の後、シートを丁寧に掛けて下さいました


今日も一日、高所工事を行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌




令和6年4月30日


先日に続き、本堂西面の下り棟の工事を行ってくださいました





昨夜は、よく雨が降りました

今回の大改修は、天気を見極めながらの工事となるため、昨日も雨降る前に再度、シートの状況を確認してくださっていました






瓦や砂を降ろしています





今日も一日、職人さんには、不安定な天候状況の中でも手際よく工事を進めてくださり、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年4月27日


本堂東面の下り棟の工事を行ってくださいました





瓦と土を手際よく降ろしていきます





大量の瓦と土を一輪車に積んでリフトまで運びます





今日も一日、高所工事を丁寧に行っていただき、ありがとうございました


感謝合掌






令和6年4月26日


昨日からの大棟周りを工事してくださいました





土を袋へ入れて降ろしていきます





高所での工事が続きます





長年、地福寺本堂屋根からお寺を守ってくださっていた大きな優しい表情の鬼





GWに入りますが、各所へ工事資材、屋根瓦、土等を積み上げています

お参りの際は、十分に前方を確認していただき、足元にも注意してお参りなさってください





今日も一日、鬼と、大量の瓦、土を降ろしていただき、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年4月25日


晴天となり、朝から大棟の熨斗瓦を降ろす工事を行ってくださいました





丁寧に熨斗瓦を外していきます





リフトに瓦を積み、何度も往復





瓦下の土を袋へ入れて降ろしています





日中は、汗ばむ陽気となる中、2人の職人さんが工事してくださいました





大棟の熨斗瓦だけでも相当な量になっています





夕方には大棟の熨斗瓦が無くなりました


今日も一日、高所工事に汗を流してくださった職人さんに、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年4月23日


朝から雨予報となり、本堂内部の養生を行ってくださいました





畳を上げて、ブルーシートで養生





畳を上げれない所は、天井を養生





地福寺の七福神様(天井が下がって来て、板を外せないため)を養生


今日も一日、丁寧に養生工事をしていただき、ありがとうございました



感謝合掌





令和6年4月22日


瓦を上下させるリフトを設置してくださいました





地福寺は、クレーンが入らないので、すべて人力工事

これだけの急斜を2人の職人さんが、リフト取り付け





今日も一日、工事また、リフトを安全に取り付けてくださり、ありがとうございました


感謝合掌





令和6年4月19日


足場の上で屋根の状態を再度、詳しくお聞きしました





波打つ屋根瓦

瓦と瓦の空間から雨水が中へ入り込んでいたり

瓦が全体的にずれて、土が外へ出てしまっている箇所など

思ってた以上に傷みが酷くなっていました





本堂屋根に穴を空けて屋根裏へ養生してくださいました





今日も一日、暗く狭い屋根裏で養生を行ってくださった皆様、本当にありがとうございました


感謝合掌






令和6年4月18日


黒いメッシュシートを掛けていただき、足場が完成





手前に見えるのは、色が変わり始めた御衣黄桜です


今日も一日、現場で汗を流してくださっていた皆様、本当にありがとうございました


感謝合掌





令和6年4月16日


今日は、雨予報とあり、心配していましたが

天候にも恵まれ、令和の大改修が始まりました





足場資材を運び上げて下さっています

小さな資材は、若い方が抱きかかえ、この階段を走って上り下り






クレーンで山門前まで運び上げた資材は、すべて手作業で境内へ

トラック2台分の資材





山門には、工事資材などを置くステージが組まれました





コーンを置いて下さっていますが、お参りの際は

足元、前方にお気をつけてお参りなさってください





段々と足場が組まれています

工事関係者皆様が事故なく改修工事が進みますように

今日一日、現場で汗を流してくださっていた皆様、本当にありがとうございました


感謝合掌






令和6年3月15日


令和の大改修工事の安全を祈願致しました





山陽瓦様、井上工業所様、中務左官工業所様、栄四郎瓦様、中村建設様、三協瓦様

各工事業者皆様に於かれましては、お忙しい中を御臨席賜りまして有難うございました

令和の大改修工事が無魔成満致しますことを御祈念申し上げます


合掌






令和6年3月6日


山陽瓦さんが、駐車場へ看板を設置してくださいました






合掌





令和6年2月26日


地福寺の寺紋は、二種類あります


本堂屋根の鬼は菊紋、山門の鬼は特殊抱銀杏紋


なぜ二つの寺紋があるのか詳細は不明(山号が光明山と、吸江山と二種類あるからか・・・)ですが、地福寺に現存する駕籠の紋は、特殊抱銀杏紋になっています


  


今回の大改修では、この二つの寺紋を本堂屋根瓦に施工していただきます


合掌








令和の大改修   光明山(吸江山) 地福寺


事業内容

1、本堂屋根瓦葺き替え  (株)山陽瓦

2、客殿屋根瓦葺き替え  三協瓦工業

3、本堂・客殿内工事   (有)中村建設



工期

令和6年4月〜令和7年3月



総工費

6千万円



寄附趣意


現在の本堂は、江戸時代に再建された建物で、今日に至るまで、お寺で出来る範囲の修理を繰り返してきましたが、屋根瓦は、セメント瓦を使用しており、痛み具合から崩落の危険性があり、緊急を要する状況であると判断されました。

葺き替え修理の総工費6千万円。お寺の資金だけでは厳しい状況になっています。

物価高が続く中、大変心苦しく思うのですが、【任意】での寄付を御願いしています



    



御寄附の方法

個人     1万円
        3万円
        5万円以上



企業・法人・団体   10万円
             30万円
             50万円以上



上記寄附金額に限らず、出来る範囲【例えば千円】でのお気持ちの寄附もありがたくお受けさせていただいています。

御寄附いただきました方の御名前を、瓦に書いて(金額の違いに限らず全員)、本堂屋根に上げさせていただきます。
お亡くなりになられた方の御供養のために寄附をという方は、戒名もしくは生前の御名前を瓦に書かせていただきます。

御理解と御協力の程、よろしく御願い申し上げます。



受付時間

9時〜16時


近隣にお住いの皆様には、工事期間中、大型車両が頻繁に出入りします。大変御迷惑をお掛け致しますが、緊急を要する工事になりますので、何卒御理解の程、よろしく御願い致します。


連絡先

〒714-0081
岡山県笠岡市笠岡659
地福寺

電話 0865-63-2266




合掌



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