一歩一歩(平成30年)


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お寺での行事報告、季節の移ろいを紹介していきます。




12月31日


今年は、地震・豪雨・台風、自然災害の恐ろしさを痛感する一年でした

また一方で、自然の大切さも再認識する年であったように思います





来る新しい年、時代が皆々様にとって心温まるような一年となりますよう御祈念申し上げます。

合掌





12月24日


地福寺石段の苔





雨が降った日、朝が冷え込む日に薄緑色に映える苔


合掌





12月21日


機関誌 『高梁川』 76号の御紹介





一昨年より、数名の方の御縁をいただき、地福寺に唯一遺る古文書の解読調査が行われてきました
 

この投稿文作成に際しましては、地元の歴史を大事に想って下さっている森下隆志さんが、約1年の歳月をかけて、

笠岡に限らず里庄や福山など近隣の図書館へも足を運び、

ひとつひとつの疑問を、多くの新旧歴史書と照らし合わせ、気の遠くなるような調査を積み重ねてくださった内容になります

それをまとめて下さったものがこの度、【高梁川】
(高梁川流域の文化や歴史を紹介している年1回発刊の機関誌)へ掲載されました

 

高梁川流域連盟は、倉敷市教育委員会内に事務局があります

地元倉敷だけではなく、高梁川流域に範囲を広げて、機関誌に掲載することで、数多くの歴史や文化を大切に継承されています

古い歴史文化を大事に想う姿勢や心が、機関誌にも表れています

 

この度、古文書を調査いただいた方には、本当に地道に綿密に正しく調べていただき、

地福寺の歴史を継承する上でも、本当にありがたく感謝致して居ります。

 

機関誌につきまして、ご興味がございましたら御一読ください。

取扱い書店は、笠岡では池田成章堂さん(大仙院隣)

大原美術館ミュージアムショップ等がありますが、直接、下記事務局へお問い合わせいただいても求める事が出来ます。

 

高梁川流域連盟HP

http://takahashiryuiki.sakura.ne.jp/takahashigawa/index.html

【高梁川 76号】 1300円+()

高梁川流域連盟事務局 (倉敷市教育委員会 生涯学習課内)

  086-426-3845   FAX 086-421-6018






11月30日


境内のモミジが見頃を迎えています





朝の冷え込みもあり、グッと深い赤色に染まっています





大原焼の五重塔とモミジ





池の水面にも紅葉したモミジ

明日から12月ですね


合掌





11月1日

7月の西日本豪雨から約4ヶ月

崖の修復にも頭を抱えていましたが、工事関係者の方の温かいアドバイスをいただき

綺麗に修復されました





崖は、石を積み直すのではなく、シートと土を交互に組み合わせ、自然と水を外へ逃がし、

崖外面には、やがて草が生え、その一つ一つの草の根で崖全体を支える構造になっています


工事を担当して下さった方には、酷暑の中、真備や新見の現場と掛け持ちしながら、

一生懸命修復して下さり、特に墓地最上部山際の重機が入らない崩落現場は

すべて手作業で行ってくださいました

本当にありがたかったです





まだ、水みち等の細かな修繕等は継続していきますが

この度の崩落で、温かい言葉を掛けて下さった皆様に、心から感謝御礼申し上げます


本当にありがとうございました


合掌






9月13日


8月末より崖崩落個所の復旧工事開始





大型の重機が境内に入らないため、小型ショベルで砂をかき出す

暑い中、汗だくになりながら復旧工事をしてくださっています

本当にありがたいです






境内は、小型ショベルが入るので、まだ良いのですが・・・

霊園西斜面の崖復旧工事は、小型ショベルも入らず、すべて手作業






崩落した石を持ち運べる大きさまで砕き、脇の階段へ





地道な復旧作業が続いています


霊園西斜面墓地方面へお参りの方は、境内から山道へ続くすべての階段に石や板を置いています

そのため、歩行場所が非常に狭くなっていますので、バケツや花を持ってのお参りの際には

十分に足元と前をよく確認してお参りなさってください


今年は、甚大な自然災害の多い年ですが、各地での復旧復興が進みますように


合掌





8月13日


地蔵盆(ろうそく祭)





今年で18回目を迎える地蔵盆(ろうそく祭)





地福寺で採れた蓮の葉を煎じた蓮茶





2月の節分でもお世話になった方から、蓮の実を使ったクッキーをお接待でいただきました

蓮の実クッキーは、美味しく、お参りされた皆様や子ども達にも好評でした


また、子ども達のコーナー(輪投げや射的)の景品(ぬいぐるみ等)を提供して下さった方

暑い中、お手伝い頂いた役員の皆様、多くの方々の温かい御協力をいただき

地蔵盆(ろうそく祭)を行うことが出来ましたこと感謝致して居ります





安田さんのピアノ演奏と歌

西日本豪雨でお亡くなりになられた一人一人の心に

被災され、避難されている方や、復興に向けて一歩一歩あゆまれている方々の心に

復旧復興に携わる方々の心に

温かく、優しいピアノの音色と歌声が届いたことと思います

暑い中をお越しいただき、温かく心に伝わる歌声をありがとうございました





当寺も崖が二箇所、土塀が一箇所崩落

未だ復旧の目途は立っていませんが、今できる復旧を少しずつ進めていきます



西日本全域に渡って甚大な被害をもたらした豪雨から

一歩一歩、復旧復興が各地で進みますように



合掌





7月20日


☆ お盆のお墓参りの御注意と御願い ☆

本堂正面崖側、霊園西斜面崖上部、霊園東坂道土塀周辺へのお墓参りの際は、

崩落場所がそのままの状態となっていますので(7月20日現在)

小さいお子様には十分にお気を付けていただき、絶対に崩落現場へ近付かないように

子どもさんから目を離さないようにお願い致します


土砂に巻き込まれたお墓の方(崩落当日に御連絡させていただいています)

地福寺にお墓がある皆様には、大変御心配をお掛け致しますが

今、出来る範囲で、可能な復旧を一歩一歩進めてまいります

崖修復には、相当の日数を要すると思いますが、御了承ください


合掌





7月19日


「どうか雨がやみますように」と、子ども達の書いた短冊が、降りしきる雨に打たれていた7月7日

大雨特別警報が発令され、笠岡市でも観測史上最大の雨量を観測






7月5日から7日にかけて、西日本各地で甚大な被害をもたらした今回の豪雨

地福寺では、7月6日夜、崖が二箇所、土塀が一箇所、崩落

7月7日、早朝より、更なる崩落を避けるため、土嚢を霊園参道各所に積み、

水の流れを変えようと試みるも、水量の方が多く、また、水の勢いに応じてみず道が変化


西日本全域に渡って甚大な被害をもたらした豪雨

お亡くなりになられた200名以上のお一人お一人の御冥福を

行方不明になられている方の一日も早い発見を

甚大な被害からの復旧復興を

被害に遭われた方が、必要としている物が、必要としている場所へ届きますように

日々、祈りを捧げると共に、今できる範囲の支援を継続していきます


合掌





6月24日


境内の蓮が咲き始めています





今年は華芽も多く出て来ています





梅雨の晴れ間の蓮





合掌





6月6日


地福寺に代々伝わる唯一の古文書の詳細が新たに分かりましたので

【地福寺と宗祇・鴨祐為・関鳧翁】のページへ追加記載しました






合掌





6月3日


六月に入り、境内の蓮が大きく葉を広げはじめています





今年の夏も例年より暑くなるかな






合掌





5月13日


山門階段下の睡蓮が開花しました





今年は、例年より一ヶ月以上早く開花





合掌





5月5日


次世代を担う子どもさん達の健やかな成長を御祈念申し上げます





合掌





4月19日


境内周辺では、春の花々が咲いています

山吹





シャガ





ツツジ





山桜





合掌





4月5日


2400株の青い芝桜が咲き始めています





以前、墓地の草取りをしている時、お墓参りに来られたお年寄りの方が、眼前に広がる干拓地を見ながら

「昔しゃなぁ、ここからの景色がぼっけ〜えかったんじゃ。綺麗な瀬戸内海が見えとったが、今は干拓地になってしもぅて、城山は削られて道が出来たしのぅ・・・」と

目を細め、昔の風景を思い出しながら、寂しそうに話してくださいました



地福寺墓地へお参りされた方に、何か心安らぐ風景があれば・・・


そんな事を想い、昨年、コツコツと一年かけて

地福寺墓地最上部一帯へ2400株の青い芝桜を植えました





何度も何度もあがったり、おりたりの地道な作業でしたが、お墓参りに来られた方から

「綺麗に咲いてくれたらえぇなぁ」と度々声を掛けられたり

家族の理解がなによりの励みになりました





作業開始から一年

数多くの可憐な花を咲かせ始めています





お墓参りに来られた方の少しでも心の癒しとなりますように



合掌






4月4日


この時期、数日間だけ現れる桜色の池





風が吹く度、舞い散る桜



合掌





4月2日


境内周辺の一重山吹が咲き始めました





地福寺を訪れた室町時代の連歌師、宗祇法師の歌にも詠まれた山吹





今年は満開の桜と時を合わせるように咲いています






合掌





3月30日


境内の桜が満開を迎えています






桜の海を泳ぐ鯉のぼりは、5月5日頃まで風に吹かれています





古木になってきたソメイヨシノですが、今年も元気に花を咲かせてくれました






合掌





3月21日


寒の戻りにじっと耐えているような白木蓮





雨の中、沈丁花が満開を迎えています






合掌





3月11日


海やトマト畑への散骨が評価されるようになってきたなんとも切ない身近な地域社会

本来の祈りの姿勢が理解されぬまま「個の宗教観重視」となり、「究極の無縁社会」ならぬ「究極の無縁供養」に変化してきている

死生観は変わっても、全国にある寺社仏閣では、毎日、様々な祈りが捧げられている

七年前から日々朝夕、御祈りを捧げているひとつの御位牌





【東日本大震災物故者諸精霊】

お亡くなりになられた二万人近い方々

一人一人に大事な人が居て

一人一人に大きな人生があった

その一人一人の御冥福を御本尊様に御祈りし

今日も僧としての一日が始まる


合掌




沈丁花が咲き始めました



淡き光立つ 俄雨(ニワカアメ)

いとし面影(オモカゲ)の沈丁花(ジンチョウゲ)

溢るる涙の蕾(ツボミ)から

ひとつ ひとつ 香り始める

それは それは 空を越えて

やがて やがて 迎えに来る・・・

ー 松任谷由美の「春よ、来い」より ー



合掌





3月3日


蓮の植替え





今年も綺麗な蓮が咲きますように






合掌






2月3日

七福節分会


新しい行事、七福節分会に遠路、お参りいただいた方

夏の盆に行っている夜行事に今まで参加出来なかった方


行事の知らせを聞いて御参り下さった方

子供達の明るい声が本堂や境内に響き、温かい七福節分会になりました


皆々様が心温まる一年となりますよう御祈念申し上げます






合掌



1月31日



七福節分会の時にお接待で使ってくださいと

沢山、手作りの銭專を持って来てくださいました


新しい行事を始めるとなると

心無い言葉を平然と投げる人も居れば・・・こうして、

何日もかけて心温まるお力添えをしてくださる方もいます

本当にありがたいです





文字は【地福寺】【福】【鬼】の三種類があります

当日、作って下さった方が直接、配ってくださいます

1種類ずつ封筒へ入れています

気持ちを込めて時間をかけて作ってくださっていますので

どの種類でも、世界にひとつだけの御守となります

銭專は、数に限りがありますので、御了承下さい


合掌






1月29日


昨年末、大黒天のちりめん細工を奉納して下さった方が


ちりめん細工七福神すべてを作り、奉納くださいました





弁財天





寿老人





福禄寿





大黒天





布袋和尚






恵比寿天





毘沙門天


七福神すべてのちりめん細工を

御夫婦で力を合わせて丁寧に作ってくださり

本当にありがたいです

本堂正面に掛けて大事にお祀り致します



合掌





1月26日


ロウバイが咲き始めました





合掌



1月1日


平成30年が皆様にとって心温まる一年となりますよう

御祈念申し上げます





合掌





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